家を買ったというより、暮らしを選んだ話|1億円の家を買うまでに考えたこと

好転ログ

こんにちは。morikanaです。

約1年の家探しを経て、私たちは最終的に職場から1時間ほどかかる場所にある分譲戸建てを購入することにしました。

紆余曲折あった遍歴はこちら

私たちの家探し遍歴と価値観整理の方法

振り返ると、最初からこの家を探していたわけではありません。

むしろ、一番最初に検討していた家とは真逆に近い選択だったかもしれません。

家探しを始めた頃の私は、「できるだけ後悔しない選択をしたい」と思っていました。

資産価値が高い家。

将来売りやすい家。

便利な場所にある家。

そんな条件をたくさん調べて、たくさん悩みました。

それでも最後に私たちが選んだのは、少し違う方向の家でした。

今回は、私たちが最終的にこの家を選んだ理由を書いてみたいと思います。

実は最後まで迷っていた

前回の記事でも書いた通り、私たちは本当にたくさん迷いました。

資産価値の高い都心中古マンション。

通勤に便利な立地の戸建て。

文化的で商業施設が充実した街の戸建て。

実際に足を運んだ物件も少なくありません。

気付けば新築マンション、中古マンション、戸建て、住宅展示場まで見に行っていました。

数えてみると、合計で20件近くになります。

実際に内覧へ行った物件もたくさんありました。

ここまで迷う人もなかなかいないかもしれません。

でも今振り返ると、家を探していたというより、自分たちがどんな暮らしをしたいのかを探していた時間だったように思います。

特に家探しを始めた頃は、「資産価値が高い物件こそ正解なのではないか」と思っていました。

実際、住宅系YouTubeや本を見ても、都心中古マンションは非常に魅力的に見えます。

しかし、価値観を整理していく中で、自分たちが本当に大切にしたいものが少しずつ見えてきました。

そして最終的に選んだのは、通勤には少し時間がかかるものの、緑が多く落ち着いた環境にある戸建てでした。

この家の気に入ったところ

駅前に雑居ビルや居酒屋が少ない

人によっては「何もない街」と感じるかもしれません。

実際、私も最初はそう思いました。

でも考えてみると、私たちは外食や買い物そのものが好きなのではなく、「お出かけ」が好きなのだと気づきました。

休日に少し遠くへ出かけて、その土地ならではのお店に入る。

知らない街を歩く。

そんな時間が好きです。

だから日常生活の中では、商業施設がたくさんあることの優先順位は思ったより高くありませんでした。

また、夜でも比較的落ち着いた雰囲気なので、子どもの安全面でも安心感があります。

公園が目の前にある

これは私にとってかなり大きなポイントでした。

私はもともと緊張しやすい性格です。

そのため、家の中からも緑を感じられる環境にとても魅力を感じました。

一時期は庭付きの家にも憧れましたが、田舎で育った私は庭の管理の大変さも知っています。

草取りや剪定には想像以上に時間も手間もかかります。

その点、公園の緑は自分で管理する必要がありません。

それでいて、リビングから季節の移ろいを感じることができます。

私たちには、そのくらいがちょうど良いように思えました。

植栽はベランダやポーチの花壇で少しだけ楽しもうと思っています。

スーパーや図書館が徒歩圏内にある

生活するうえでの便利さも気に入っています。

駅前のスーパーだけでなく、自宅から徒歩数分の場所にもスーパーがあります。

仕事帰りだけでなく、休日にも気軽に買い物へ行けそうです。

また、駅には図書館があります。

私は子どもに本を好きになってほしいと思っています。

本屋さんも好きですが、図書館にはまた違った魅力があります。

気軽に本に触れられる環境があることは、子育ての面でも嬉しいポイントでした。

部屋数と収納が多い

マンションと比較したとき、一番違いを感じたのはここかもしれません。

夫婦それぞれのリモートワークスペースを確保できること。

将来的に子ども部屋を作れること。

もし兄弟が増えたとしても対応できること。

今だけではなく、家族の変化にも合わせやすい間取りでした。

収納も多く、今より家の中がすっきりしそうです。

また、二階建てなので階段の上り下りがあります。

健康には良さそうですが、老後のことはそのときに考えようと思います(笑)。

車を持ちやすい

実家に帰りやすい立地になったことも大きな魅力です。

私の両親は車がないと生活しづらい地域に住んでいます。

これまでは帰省するたびに運転をお願いしていました。

しかし、両親も少しずつ年齢を重ねています。

いつまでも頼るわけにはいきません。

今回の家は予算を少し抑えられたこともあり、車を持つ選択肢が現実的になりました。

将来的には、両親との旅行などでも役に立てたらいいなと思っています。

逆にあきらめたこと

もちろん、すべてが理想通りだったわけではありません。

虫問題

正直に言うと、これが一番不安です。

私はセミが大の苦手です。

虫も基本的には得意ではありません。

公園の目の前なので虫問題が発生しないか、少し気がかりです。

これから様々な対策を試しながら付き合っていくことになると思います。

通勤距離と駅徒歩

夫婦ともに通勤時間は約1時間、駅までは徒歩10分ほどです。

決して近いとは言えません。

ただ、現在は週3日程度の出社です。

通勤時間は読書や考え事ができる一人時間として活用しようと思っています。

そして私は密かに、将来的にフルリモートで働くことを目標にしています。

商業施設の多い街

文化的な街や商業施設が充実したエリアは今でも大好きです。

ただ、毎日暮らす場所としてではなく、お出かけ先として楽しめば良いのかもしれないと思うようになりました。

将来の資産価値

資産価値だけを考えれば、駅近の都心マンションの方が有利だったかもしれません。

それでも今回は、長く暮らすことを前提に優先順位を少し下げました。

もちろん何も考えなかったわけではありません。

ハザードマップの確認。

周辺環境の調査。

土地としての価値。

売主の信頼性。

そういった点はしっかり確認した上で決断しました。

注文住宅

実は最後まで少し憧れがありました。

土地を探して、ハウスメーカーを決めて、間取りや建具を選ぶ。

とても楽しそうです。

しかし予算や時間とのバランスを考えると、今回は難しいと判断しました

世界情勢や建築コストの上昇も考えると、すでに完成している家の方が私たちには合っているように思えました。

それでも決めた理由

もっと資産価値の高い家もあったかもしれません。

もっと便利な場所もあったかもしれません。

正直に言うと、「人から羨ましがられる家」という視点で考えてしまう瞬間もありました。

でも、それは他人の価値観でした。

私たちは何度も話し合い、自分たちが大切にしたいことを整理しました。

そして、その価値観に一番近かったのがこの家だったのです。

怖かったこと

今でも、1億円を超える家を購入したという事実だけを見ると怖くなります。

実際、FP相談は4回受けました。

何度もシミュレーションをして、何度も計算しました。

それでも不安は完全には消えません。

両親にも現地を見てもらいました。

信頼している人たちの意見も聞きました。

最後は、「選んだ家を正解にしていこう」と思えたことが決め手だった気がします。

家を買ったというより、暮らしを選んだ

「資産性の高い都心マンション」

今でも魅力的な言葉だと思います。

でも、家探しの答えはスペックの高い物件情報の中にはありませんでした。

人生を効率よく攻略することよりも、日々の暮らしを味わいたい。

休日に家族で過ごす時間。

窓から見える緑。

子どもがのびのび遊ぶ姿。

そんな時間を大切にしたいと思いました。

家を買ったというより、自分たちらしい暮らしを選んだ。

今はそんな気持ちです。

もちろん、これから実際に住んでみたら予想外のこともあると思います。

それでも、自分たちで悩み、考え、選んだ家です。

これから少しずつ、この家での暮らしを楽しんでいきたいと思います。

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