こんにちは。morikanaです。
家探しを始めた頃の私は、
「住宅ローンはできれば8000万円くらいまで」
と思っていました。
それが気付けば1億円を超える住宅ローンを組むことに。
もちろん簡単に決断できたわけではありません。
何度も悩み、
何度も不安になり、
本当に大丈夫なのかを考え続けました。
それでも最終的に決断できた理由があります。
今日はその話を書こうと思います。
正直、借金は怖かった
まず最初に言いたいのは、
私は決して高額ローンに前向きだったわけではありません。
むしろ逆です。
- 借金が苦手
- リスクを取りたくない
- 老後資金も心配
- 子育て費用も不安
住宅ローン1億円超えと聞くだけで、
「本当に大丈夫なの?」
と思っていました。
少し前に購入しておけば、こんなに高いローンを組むことはなかったのに、と思うと
なんだか損した気分になってしまいます。
実際に、契約日が近づくにつれて不安はどんどん大きくなりました。
夜中に目が覚めてしまったり、
何度も資金計画を見返したり。
それくらい悩みました。
私たちは徹底的にシミュレーションした
不安だったからこそ、
何度も家計を見直し話し合いをしました。
- 世帯年収
- 貯蓄
- 投資資産
- 将来の教育費
- 繰上返済
何パターンも試算しました。
そして分かったのは、
「絶対に安心」ではないけれど、
「破綻する可能性はかなり低い」
ということでした。
今の時点で、仮に収入が大きく減ったとしても、しばらくは返済を続けられるだけの資産があります。
また、本当に最悪のケースになった場合はどうするのかも考えました。
- 地元に戻る選択肢
- 住み替え
- 親族のサポート
そんなことまで含めて考えました。
不安を消すことはできません。
でも、
私の場合は、数字というよりは感情の部分が大きかったので、
「最悪の場合はどうなるのか」
「その時どう対応するのか」
を考えておくことで、
漠然とした恐怖はかなり小さくなりました。
お金を守ることだけが正解ではないと思った
家探しを始めた頃の私は、
とにかく損をしたくありませんでした。
住宅ローンは少ない方がいい。
現金は多く持っていた方がいい。
投資資産もなるべく減らしたくない。
そう考えていました。
でも家探しを続ける中で、
ふと疑問が浮かびました。
「私は何のためにお金を貯めているんだろう?」
ということです。
もちろんお金は大切です。
あるだけで安心感があります。
将来の選択肢も増えます。
でも、
お金を持っているだけでは、
その価値は最大化されません。
子どもが小さい今しかできない経験があります。
家族で過ごせる時間にも限りがあります。
毎日の暮らしやすさや心地よさもあります。
お金を守ることばかり考えて、
本当に手に入れたい暮らしを先送りにすることも、
また別のリスクなのではないかと思うようになりました。
決め手はお金ではなく価値観だった
実は最後の決め手は、
お金の計算ではありませんでした。
家探しを通じて私たちは、
何を大切にして暮らしたいのかを考え続けました。
その結果、
- 子どもがのびのび育つ環境
- 緑や公園が近い暮らし
- 長く住み続けられる家
- 家族が心地よく過ごせる空間
こうした価値観が見えてきました。
私の価値観マップには
「30代で庭付き戸建てを買う」
という項目がありました。
もちろん、その夢を叶えるために無理をするつもりはありません。
でも、
人生で本当に実現したいことなら、
そのタイミングを逃さないことも大切なのではないかと思いました。
買わないリスクもあった
以前の私は、
「予算を下げれば安心」
だと思っていました。
でも家探しを続ける中で、
安い選択にもリスクがあることに気付きました。
いつまでも仮住まいを続けること。
本当に欲しい家を先送りにすること。
年齢を重ねてから住宅ローンを組むこと。
将来また住み替えたくなること。
中古住宅の場合は、
修繕費や管理費が想像以上にかかることもあります。
一方で、今回選んだ家はZEH水準の住宅です。
光熱費などのランニングコストを抑えられる可能性があります。
長く住むことを前提に考えると、
単純に購入価格だけで比較できる話ではありませんでした。
また、この決断は働き方について考えるきっかけにもなりました。
以前の私は、
夫の収入だけで生活できる状態に憧れていました。
でも育休を経験して思ったのです。
私は誰かの役に立ち、
その対価をいただくことにやりがいを感じる人間なのだと。
もし住宅ローンがなかったとしても、
きっと私は働き続けたいと思ったはずです。
そう考えると、
住宅ローンは私から自由を奪うものではなく、
自分らしい生き方を改めて考えるきっかけになりました。
高い家を買うリスクだけではありません。
買わないリスクも確かに存在していました。
最後は「正解探し」をやめた
家探しをしていると、
SNSやYouTubeでたくさんの情報が出てきます。
- 都心マンションが正解
- 資産価値が大事
- 戸建ては不利
そんな意見もたくさん見ました。
もちろん参考になります。
実際に私たちもたくさん勉強しました。
でも最終的には、
誰かの正解ではなく、
自分たちの正解を選ぶしかありませんでした。
そのために、
夫婦で何度も話し合いました。
何を大切にしたいのか。
どんな暮らしをしたいのか。
どんな人生を送りたいのか。
家探しは、
そんな価値観を確認する時間だったように思います。
まとめ
今でも不安がゼロになったわけではありません。
たぶん住宅ローンを完済するまで、
多少の不安はあると思います。
それでも決断できたのは、
お金を守ることだけが人生ではないと思えたからです。
もちろん貯蓄は大切です。
資産形成も大切です。
でも、
子どもが小さい今の時間は戻ってきません。
家族と過ごす毎日も、
いつかは終わります。
だから私たちは、
「いくら残すか」だけではなく、
「お金を使ってどんな人生をつくるか」
を考えました。
1億円以上の住宅ローンを組む決断は、
私たちにとっては家を買う決断ではなく、
人生の時間をどう使うかを決める決断だったのだと思います。

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